Vol161…ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ、レース展開が進化!

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2026年7月1日

Vol161…ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ、レース展開が進化!


アメリカ―イラン中東戦争の影響を受け、今シーズン初戦のワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズアブダビ大会の開催が延期され、初戦は 4月に開催されたウズベキスタン、 サマルカンド大会となりました。このレースから男子も女子も昨年までとはレース展開が変わってきたのかなという兆候が見えていましたが、5月の横浜、イタリア・アルゲーロ大会で明らかに展開が 今までと変わったことがわかりました。

パリオリンピックまでのレース展開は、スイム後にいくつかのバイク集団が出来、最終的には 第一集団
に後続の集団が追い付き、20~40名(時には50名)の集団となり、ランに入るパターンが ほとんどでした。
その結果バイクの後半はペースが落ちて集団の動きは鈍くなり、ラン勝負で勝敗 が決するレースになり
ました。

しかし昨年頃から、スイム後のバイクで一気にスピードが上がり、第1集団がそのまま少人数で逃げ切り
ランに入るパターン、そして集団がある程度大きくなっても、その中から頻繁にアタックが入り、集団に入ってもそこから落ちたり、消耗した状態になりランに移るレースが、かなりの確立を占めるようになったと思います。

この事は、見ている人 には、目が離せない面白さを生み、選手達には高度化した自転車の技術とスピード変化の中で対応する能力がより一層求められる時代へと突入したと言えます。ロサンゼルスオリンピックに向けては、 バイクのスピード変化と技術がより必要となるため、そこに対応できた選手達が台頭してくることになるでしょう。

私達一般のレーサーにおいても、進化するトライアスロンの中で、今後のトレーニングは、一定のペースで走る練習だけではなく、エリート選手達のように、数秒間高いワットが出せたり、スプリントの技術やコーナーリングを高速で走る技術など高いレベルのバイクスキルと能力が求められる時代に入ったと言えます。
エイジ表彰台や海外でのレースで 順位を求めて参加する皆さんには、今後このような事も教えていければと考えています。

~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~

©MURAKAMI JUKU
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