
3種目連続で行うトライアスロンでは、最後にランニングが来ます。
このスポーツは、スプリントディスタンスでも、1時間近くスイムとバイクをした後に、最後にランニングがスタート。ショートでは速い選手でも、1時間30分ぐらい頑張った後にランスタート。アイアンマンになると最低5時間~8時間ぐらい 頑張ってからのランスタートとなります。
ここで大切な事は、通常のランナー以上に、トライアスリートには効率の良い動作が要求されると いう事です。そして一般的にランナー以上に筋肉が上半身についている分、体重もランナーより重くなります。 エリート選手で、ランナーとトライアスリートを比較しても、3~7㎏トライアスロン選手の方が重いというデータもあります。そのような状況の中で、ランニングをしっかり走るためには、 動作が
本当に重要で、しかも足が接地する時にどのように地面についている のかがポイントとなります。ケガの防止にも重要ですね。
それでは具体的にはどのような技術が必要か。 一つはブレーキがかからない足の着き方をしているのか。そしてもう一つは上下動 を出来るだけなくして、地面の衝撃を受けず、体重が出来るだけかからないように接地して いるのかという事です。実はこの考え方はランニングでも、マラソンにように距離 が長くなった時に、後半の失速率が全く変わってくるので、とても大切です。
宇都宮トライアスロンスクールでは、このような技術を、村上式トレーニングの中でお教えしています。会員の皆さんも会員外の皆さんも、レッスンには参加可能です。
ぜひ村上式トレーニングで、トライアスロンの3種目目のランで走れる技術を身につけて頂きたいと思います。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~


