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カテゴリ : 塾長ブログ

2024年8月1日

Vol144…パリオリンピック、トライアスロンに関わる全ての人を幸せにしたい

いよいよパリオリンピックです。6月下旬にフランス、フォントロミューに入り
残り1か月。フランス国内での調整を続けています。賢治選手は故障もなく順調に日々のトレーニングをこなしています。残された日々をケガなく事故なく過ごすことが、ここから最も大切な事となりました。

トライアスロン競技は2000年のシドニーオリンピックで正式種目に採用され、
その後、アテネ、北京、ロンドン、リオ、東京と続き、今回が7回目のオリンピックとなります。ここまでの歴史の中で、日本トライアスロンは世界への挑戦を繰り返してきましたが、メダル獲得には及びませんでした。男子はアテネの田山寛豪選手(村上の教え子)の13位、女子は北京の井出樹里選手の5位が最高位で、メディアには注目してもらえる結果ではありませんでした。

しかし冷静に考えると、他の個人スポーツには、複数の種目や体重別、階級別
など 金メダルが複数個あり、選手も複数種目にエントリー出来るものもあります。
ところがトライアスロンは、男子個人に金一つのみ、女子個人に金一つのみ、そしてミックスリレー は 個人の代表に決まった男女のみが、2名以上オリンピック出場する国だけ 出場できるという 厳しいものです。リレーだけの選手は許されていないのです。 球技でも、勝てばそのチームメンバー 全員に金メダルを もらえるので、種目によりますが、10人ぐらいに金メダルが あるのではないでしょうか。

トライアスロン種目は、何と厳しく狭き門なのでしょうか。世界のトライアスロン加盟国を見ても、120か国以上が国際連盟に加盟しているトップレベルのスポーツなのです。
野球やソフトボールが時々オリンピック種目から外されたり、また入ったりしていますが、その背景には国際連盟に加盟している国数が少なく、実際にその国に根付いてスポーツとして行われている確率が少ないという背景もあります。

それでもこのスポーツに人生をかけて頑張ってきた選手やコーチ、関係者の皆さんは、その最も高い頂を目指さなければなりません。日本トライアスロンにとっても、このパリオリンピックは一つの正念場となります。メダルを獲るのと獲らないのとでは、その後の スポーツの日本におけるポジションが変わるほど大きなことだからです。

賢治選手と私は、その事を深く理解した上で、メダルにチャレンジしてまいります。
7月30日、トライアスロンに人生をかけてきた全ての人たちの努力が報われるように、全力で頑張ってきます。

~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~

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