今年は秋が短く暑い日が続いたかと思うと、いきなり冬が来たように思います。体調を崩さないように、皆さんも氣をつけてくださいね。
今回はこの時期の自転車練習についてのお話。寒くなると外で自転車に乗るのはつらいですね。寒くて手先足先が痺れるような経験をした方もたくさんいる事でしょう。日本の1-2月は本当に厳しい環境です。そんな中でどのような工夫をして練習をすると良いでしょうか。 

まず簡単なのは、室内で固定ローラーや三本ローラーを使用して行うトレーニング。これは寒さからは解放されますが、逆に冬なのに汗だらだらになりますので、タオルや給水をしっかり取りながら行う事が大事です。またトレーニング効果は外で乗るより1.2倍～1.5倍ぐらいの効果が練習方法によっては得られますが、何しろその場所でひたすら漕ぎ続けるのでつらいという方も多いです。音楽を聴いたり、アイアンマンやツールドフランスのビデオを観ながら練習すると気持ちもキープ出来てオススメです。

 外で乗る場合は、防寒対策がポイントです。最近の冬用ウエアはかなり良いものあり、サーモジャケットや発熱するアンダーウエア、内側に空気膜が出来るものなど、多種多様な優れものがあります。ポイントは手先、足先が冷えないようにシューズカバーとグローブはしっかりしたものを選ぶこと。そして体感を暖かく、かつ発汗した汗だけ外に出すようなバイクジャケットを着用する事。汗で体が濡れた状態は体温を急速に下げて、免疫力の低下を招き感染症のリスクを増大させます。震えながら自転車に乗るのは根性はつくかもしれませんが、あまり練習効果もありません。さらには顔と頭を寒さから守るキャップやフェイスガードをつける事も良いですね。色々良いものが出ていますので、ぜひネットで検索してみましょう。 
村上塾でも防寒対策用のバイクウエアをWaveOneさんとのコラボで各種揃えていますので、ぜひ村上塾のWEBサイトを覗いてみてください。