今年は多くの大会が開催されるようになり、コロナを克服したわけではありませんが、コロナ前の活気が戻りつつあるのを感じ、氣持ちが上向きになってきているのは、私だけではないと思います。
今回は、シーズンインした国内レースに向けての、レース前1週間の調整について書いて見たいと思います。レースを最高に楽しんでいただけるよう、参考になれば幸いです。
まずは陥りがちな事ですが、レースが近づいてくると気持ちが高揚してきます。またはレースに向けた不安が大きくなったりします。すると練習する事が苦で無くなりますし、不安な方は、もっと練習しなくてはと考えてしまいます。
余談ですが、以前初マラソンに挑戦する会員さんが、不安のあまりレース前に2回も練習でフルマラソンを走って、そして初マラソンに挑戦と言う冗談のような話がありました。その方は普段からかなり練習していたので、本番もしっかり走り切りましたが、3回目じゃないかい!と突っこみたくなりました。
さて本題に戻りますが、この1週間前のやり過ぎが意外と多いのです。自分の力は既に1週間前までの練習で決まっているので、残り1週間は、いかに身体をメンテナンスしながら、動作の確認や筋肉への刺激入れをする事、体調を良くすることが大切になります。ですので、普段練習をしっかりしている人は、練習量を落とし、回復時間を長くすることです。練習が思うように出来ていない人は、今まで通りの練習をする事を心がけ、プラスαでやる事のないようにしてください。疲れた状態でレースに出るのが一番辛いし、パフォーマンスは出ません。
そしてもう一つ大切な事は、用具の点検と準備です。レースで着るウェアと天候により臨機応変に対応できる寒さ、暑さ、雨対策のウェアなど。トライアスロンでしたら、まずは自転車の点検も。
自転車のメンテナンスに自信のない方は、バイクショップで点検してもらうか、村上、渡辺両コーチにご相談ください。それ以外にもウェットスーツやゴーグル、ワセリン、日焼け止め。サングラス、ランニングのキャップ。補給食の準備などやる事が多いです。これをワクワクしながら、楽しみながらやりましょう。
村上塾では皆さんが安心してレースで出しきれるようにサポートしますので、遠慮なくご相談ください!
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
http://murakamijuku.com