今回は私が、常日頃意識して指導している基本動作のお話。
あらゆるスポーツ、そしてスポーツ以外でも、人間が動く時、必ず身体は運動して、何かの動作であったり、スポーツをしています。
私達のスポーツでは、トライアスロンですので、スイム、バイク、ランの3つの動作を行うわけですが、この動作を極めていく事はなかなか難しい。
若いころ、このスポーツを研究していく中で、私は肩、肩甲骨回りと、骨盤を中心にした股関節と腰回りに動作の根本があると考えるようになりました。これはどんな動きでも基本になっていると思いますが、この部分が正しい位置にあり、柔らかく強い筋力を保てていれば、行う運動は洗練され、筋力、スピードを出せるようになり、その結果パワーも上がります。
少し難しいかもしれませんが、簡単に言うと、上記の関節周りの筋肉をスムースに動かせる、そして柔軟性がある状態を、常日頃から意識して保つ、確保する事です。では具体的にはと言うと、私が実践しているのは、筋肉の収縮と弛緩をともなう体操を行う事です。
非常に地味ですが、毎日行う事で、確実に柔軟性を確保し、身体がスムースに動くようになります。
私は現在55歳になりましたが、いまだにかなり高いレベルの関節周りの柔らかさを保っています。
スクールでは折に触れて、この体操をお教しています。皆さんもぜひ実践していただき、正しい動作を習得出きる体を作っていきましょう。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
http://murakamijuku.com