今回は少し加齢とスポーツについて考えてみる。一般的に30歳ぐらいまでは自分の体のバランス、内臓の状態などがまだ安定しなかったりする人が多いように思う。スポーツに取り組んでいる人でも、身体能力、体力面でも20歳代前半よりも30歳ぐらいがピークになる選手が最近はあらゆるスポーツで多いように感じる。
その後、きちんとした睡眠、栄養、運動を行っている人は、肉体的には非常に安定して体調面でも安定している人が多いが、体力面では少しずつ変化が起きはじめる。一瞬のスピードが以前より出せなくなる、平衡感覚が以前よりも悪くなった。目が悪くなったなど、いろいろな加齢によるシグナルが出てくる。
そして、その後はどんどん機能は衰える、と言うと、お先真っ暗なのだが、実は人間の機能は使い続ける事で、かなり保たれることは広く知られている。体力面で言えば、全く運動をしない人は、30歳前後から急速に衰えていくが、運動習慣や食事、睡眠を意識している人は、自分の運動機能をかなり高いレベル
で50歳代まで維持し続ける事が出来る。競輪やプロ野球、サッカーでも40、50歳代のプロ選手が今では珍しくない。
大切な事は親から頂いた大切な身体の機能を、出来るだけ多くの分野で使い続け、磨き続ける努力を怠らない事だ。我々スポーツを愛好する者には、引退は無し!
この氣概を持ち、日々できる範囲で動かし続ける事で、健康でアクティブな人生を一生涯過ごせます!一緒に楽しみましょう!
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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