2月は九電工陸上部にお邪魔させていただき、ケンジ選手は約1か月練習をともに
させていただきました。私は全日程参加する事は出来ませんでしたが、2回に渡りお邪魔して勉強させていただきました。
監督のお誘いで、私の講習会をやってください、との事でしたので、日ごろから選手達に指導している村上式体操を実業団の選手達にお教えしてきました。特に股関節回りに特化したものを教えさせていただき、選手の皆さんも真剣に取り組んでくれました。
ランニングのプロ選手達の大きな課題は、故障をしないで練習を継続できる事が
あげられます。1㎞3分を切るペースで走るエリートランナーの彼らは、常に脚に強い衝撃を受けながら練習をする事が宿命とも言えます。そんな中でどうしたら故障せずにコンスタントにトレーニングを継続できるか。
私がお教えしたポイントは、以下となります。
①左右差を自覚し、出来る限り左右差を無くしていく事。
②関節の可動範囲を確認し、少しでも可動範囲を広げられるようにする事。
③柔らかく強い筋肉を作るために初動負荷動作を繰り返すこと。
九電工の皆さんが、少しでも故障が減り、良い練習が出来、来年のニューイヤー駅伝で活躍されることを願っています。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
http://murakamijuku.com