会員の方より、パリオリンピックメダル獲得を目指す賢治選手はどんな練習をしているのですか？という質問を時々受けます。今回はプロトライアスリートがどのような練習をしているのか、少しお話したいと思います。

練習時間は週30～40時間！まず皆さんはこの量についてびっくりされると思います。これはトライアスロンの3種目中2種目が、衝撃運動ではないために実現できる量です。
つまりスイムとバイクで相当時間数をこなすことになります。特にバイクについては週15時間以上を乗る事もあるので、練習全体の半分以上を占めるという感じです。スイムは8時間、ランも8時間というイメージ。

では内容はというと、これは選手によって、色々です。賢治と私は2018年からノルウェーの科学者が提唱する強度コントロールというシステムを使い練習をしています。簡単に言うと、有酸素領域の強度を3段階にわけて、配分をしっかりを考えて行うという練習。
このシステムで、オリンピック、世界選手権、アイアンマンコズメル大会でノルウェーのブルーメンフェルト選手が圧倒的に勝ち続けた事を考えても、現時点での世界最高のトレーニングをしていると言えます。

我々の目標は、パリで金メダル！既に昨年の世界選手権シリーズ最終戦、アブダビ大会でも9位に入った賢治選手。パリでのメダル獲得は夢ではありません。私は30年も世界一、世界と戦うと言い続けてきましたが、いよいよ現実に 世界と戦う時が来たと考えています。
我々の挑戦にご期待ください。

～「月刊トレーニングアドバイス」として、月に１回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています～

トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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