人間の体は、骨格に筋肉が着いていて、その筋肉が収縮したり弛緩したりする事で体は運動が出来ます。良い位置に骨格があり筋肉を収縮弛緩する人は、そうでない人に比べ、同じ筋力であってもパワー出力は上がります。
簡単な例としては、黒人の方の骨盤角は、走るのに適した位置にある人が多いため、足が速い人が多いのです。これは黒人という人種が走るのに適しているのではなく、骨盤角がそうさせているのです。
では日本人はどうなのか。我々の先祖の多くは採集と農耕を主に行ってきました。
そのため走る事よりも、その場で長時間ゆっくり動き続ける事に適するよう骨格位置がある方が多いようです。
ではもう骨格は変わらないので、速く走るのは無理なのか。実はそうではありません。
運動するのに 適した位置に、意識して骨格位置を置くことで、少しですが骨格位置は変わります。そのためには正しい立ち方、歩き方を身に着ける事が初めの一歩となります。そして骨について いる筋肉を柔らかく強く保つ体操が必要です。
村上塾ではそのような身体の基本動作も教えています。ぜひ体の動かし方を習得して自分の体をさらに良く変えていきましょう。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
http://murakamijuku.com