東京オリンピックが無事に開催されました。私は2017年から男子アシスタントコーチとして、カナダ人のPatrickヘッドコーチの右腕として男子の強化に邁進し、年間200日近く宇都宮を離れナショナルチーム指導を行ってきました。
この4年間で男子を立て直し、入賞圏内に引き上げることがミッションでしたが、結果は先頭争いに加わったもののニナー賢治選手の14位が日本人最高位でした。
しかしながら2016年リオでは男子は1名しか参加できず、バイクでラップされて完走もできなかったところから、世界のトップ選手達と完全に渡り合えるレベルに数名の選手を押し上げることが出来たことは、このプロジェクトが機能したと考えています。今年に入り小田倉選手のワールドトライアスロン横浜16位、リーズ12位、オリンピック19位、北條選手世界選手権9位と、過去日本人が到達できなかったレベルに複数名の選手たちが到達したことは、このプロジェクトの成果といえます。このプロジェクトはPatrickヘッドコーチのトレーニングとノルウェーのサイエンティストのアドバイスで達成する事が出来ました。やはり世界と戦うには世界を知る人間達とチームを組み切磋琢磨をすることだと確信したオリンピックでした。応援していただいた皆様本当にありがとうございました。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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