3月24日、古賀稔彦さんが亡くなられた。足の靭帯を損傷した状態でのオリンピック金メダル。私は彼と同じ年であったこともあり、オリンピックの放送を観て、 強烈な感動をおぼえたことを今も記憶している。
早すぎる死 であり、スポーツ界の財産を失ったことも残念で仕方がない。 彼のオリンピックの映像を見ると、オリンピックで金メダルを取る最後の一手 は、精神力であると思わずにはいられない。どんなに苦しく困難な状況であっても、あきらめず、自分の可能性を信じ、平常心で自分の為すべきことを坦々と積み重ねる。 その先に可能性が増し、運をも引き寄せたように思う。 古賀選手の姿勢や態度は、ニュースで知る限り、そうであったのではと感じる。
逝去された時、私はオリンピック代表候補とともに山にこもり、世界と戦う準備 をしていた。
オリンピックの舞台で自分の力を出し切り、最高のレースをするため には、最後は精神の力であることを、私自身、再度深く心に刻み、今を生きるオリンピアンになるべき選手と共に精進したい。古賀選手のご冥福を心からお祈り申し上げます。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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