8月に入り本当に恐ろしい暑さが日本各地を襲いました。この暑さは9月まで持ち越す勢いです。皆さん体調崩すことなく、元氣にトレーニングに励んでくださいね。前回も暑熱下でのトレーニングアドバイスを行いましたが、今回は外部環境ではなく、内部環境についてのアドバイスをしたいと思います。

気温、湿度が上がり、トレーニングが厳しい環境の中、どのように食事や補給を工夫すると体調を崩すことなく練習を継続する事ができるかについて、今回は考えてみたいと思います。

まずは食事について。暑くなり食欲がなくなると、そうめんやかき氷、冷たい飲み物を摂る機会が増えますが、まずそこで氣をつける事は、必要な栄養素が足りているかという事。スッと食べられるつめたい物だけでは、栄養素が足りず、結果として体調を崩す事が多々あります。

そこでポイントとなるのは、夏には夏にできる野菜をきちんと食べる事です。夏にできる野菜や果物の中には、体を冷やしてくれるカリウムなどが豊富で、体調を整えてくれます。そして我々アスリートはトレーニングで体力を消耗、大量の汗もかきますので、それをどのように補うかもポイントですね。タンパク質は豚の冷しゃぶや、鳥の胸肉をゆでて割きサラダに入れると最高のたんぱく源＋疲労回復(鶏むねのイミダゾールペプチド）として体の回復を助けてくれます。水分に関しては、必ず塩分と一緒に摂らないと、体が水分を吸収してくれないので氣をつけましょう。

また暑さで食欲がない時には、ミキサーを使うといいですね。必要な栄養素（野菜、果物）をミキサーに入れて、ハチミツやジャム、ヨーグルト、牛乳などで味付けをする。そこにブロックの氷を何個か入れて、スムージーのようにミキサーにかけると、暑い日も本当においしく必要な栄養素が摂れます。

厳しい暑さももう少しで終わります。皆さん体調を崩さぬように乗り切りましょうね！

～「月刊トレーニングアドバイス」として、月に１回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています～

トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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