新型コロナの緊急事態宣言は解除されましたが、毎日感染者数が必ず出る日々が続いています。それでも国内は一定のコントロールが出来ているように思いますが、世界はいまだ深刻な状況のようです。体と心を強く柔軟に保つトレーニングを続けていくことが、感染への備えにもなりますので、ぜひ体を動かしていきましょうね。
さて大会がない中、ナショナルの選手達も、村上塾の選手達も、ひたすらベーストレーニングをコツコツと頑張っています。昨年秋からベーストレーニングのシステムを変えて、丁寧に有酸素運動を行なっていますが、その中で今さらながら思う事は、我々のスポーツは、有酸素スポーツであるという事。有酸素系のスポーツも、もちろん無酸素の素早い動きを必要とする瞬間はありますが、スプリントトライアスロンレースでも60分前後動き続けています。つまり無酸素運動の状態に陥らない事が勝負のカギにもなるのです。
そこで有酸素運動に徹していろいろな指標を使って、練習を積んでいくと、地味ですが少しずつパフォーマンスが向上していきます。カギは無酸素の運動をその時期に行わない事です。なぜかと言うと疲労が大きく翌日以降の練習の質が落ち、リカバリーに時間がかかるからです。
結果として疲労を出来るだけためずに有酸素運動の領域以内でコツコツと練習を積み上げた方が、トライアスロンのパフォーマンスは確実に向上する事がわかりました。大会がないこんな時期だからこそ、有酸素の練習に徹してみると良いです。
やり方などご興味おありでしたら、ぜひスクールにおこしになるか、ご連絡くださいね。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
http://murakamijuku.com