現代はスマートフォンの普及と、用途に合わせたアプリの洗練化が加速している。インターネットやブルートゥース、ANT+などでどこにいても誰とでも、料金が発生することなく、コミュニケーションやデータ交換が出来る時代になってきたが、その内容をより便利に、そしてわかりやすくするアプリが続々登場している。例えばスマートトレーナーと言う固定ローラーは、漕ぐだけで、アプリを入れたスマホにブルートゥースで勝手に接続し、アプリ内にあるプログラムをスマホで操作して練習出来たり、マニュアル操作でスマホでWattを制御したり、練習を組み立てる事が出来る。回転数、ペダリング効率、スピード、距離などの状況を確認するのもスマホのディスプレイで可能だ。
アプリの中にあるプログラムで、海外の美しい風景の中を実際に自転車で走っている感覚(登りは重くなり、下りは軽くなる等)で走ることも出来る。ランニングもGPSウォッチとスマホが接続されれば、その日の練習の距離、スピード、接地時間、上下動、走ったコースなどを一瞬で見ることも出来る。
今後はこの流れが更に5Gの登場で加速されるだろう。選手も指導者もこういったツール、デバイスを使いこなす事が要求される時代に入った。私も乗り遅れないように日々情報を集め、勉強しなければと思う。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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