皆さんも走ったり泳いだりする中で、スピードを上げていくと徐々に呼吸が苦しくなり、体が最後は動かなくなってくる感覚を味わったことがあると思います。この感覚を、具体的指標で表すことが、スポーツ科学の世界では重要になります。現在最も使われている指標に乳酸値があります。
スピードを上げていくと徐々に筋肉から乳酸が出始めます。ジョギングぐらいでは1~2mmolですが、レースペースに近づくと3mmolを超えていき、レースペースの時だいたい4mmolであると言われています。
つまり全力で失速する事なく、動かし続ける事が出来る値が4mmolなのです。この4mmol時のスピード、心拍数、Watt数を知ることが自分のパフォーマンスを知ることになるのです。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
トライアスロンスクール宇都宮村上塾
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