今年東京で開催されたパラリンピックのガイドとして活躍した、村上塾卒業生の菊池日出子選手。
かつて、村上塾所属のプロ選手としてオリンピック出場を目指していた菊池日出子選手。2012年のロンドンオリンピックの最終選考に残り、村上塾長と海外遠征し、熱く心に残るレースを多々してきたことが、つい最近のように思い出します。
選手としての最後の数年は、地元の方々の応援を受けながらオリンピック出場を目指し、地元に貢献したいという本人の強い思いを胸に、地元福島に戻り、リオデジャネイロオリンピックを目指して頑張っておりました。
残念ながら、惜しくも菊池選手本人のオリンピック出場の夢は叶わなかったものの、真面目で努力家で感謝を忘れない彼女に、再度大きな転機となる出会いがあり、それが、東京パラリンピックのガイドに繋がりました。
世界中で放送され多くの感動が生まれた東京パラリンピック。
視覚障害選手のガイドとして、時に伴走者として、時にコーチ役として、世界トップレベルで戦ってきた経験をもとに、立派にガイドを務めあげました。
その姿がクローズアップされ、今回の地元新聞の「マイストーリー」の連載となったようです。
「トライアスロンを通して地元に貢献したい」という彼女の熱く強い思いが、花開き、地元に立派に貢献していることが、スタッフとしても、とても喜ばしく感慨深いです。
村上塾長の選手指導のなかでも、「将来どんな道に進んでもかわいがられる人間になってほしい」という話しを選手達にすることがありますが、まさに、地元からも愛され、大切にされている菊池選手を見て、誇らしく思います。
今後も、地元に限らずおおいに活躍してくれることでしょう。
新聞記事の掲載についても、了承いただきましたので、こちらに紹介させていただきます。
2021年12月9日