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チームブログ

カテゴリ : 塾長ブログ

2021年11月1日

Vol115…スペシャルトーク 平井伯昌×PatricKelly×村上晃史

東京オリンピックで、競泳大橋悠依選手が2つの金メダルを獲得したことは記憶に新しい。
他にも北島康介選手をはじめ、我々の使用させて頂いているみゆきがはらスイミングから、世界に羽ばたき金メダルを獲得した萩野公介選手など、誰もが知る国民的スイマーを多数輩出してきた平井監督。合宿地が一緒で縁があり、何度も
お話をさせていただく機会を頂いた。今回はその平井監督と我々トライアスロンの男子オリンピックヘッドコーチ、PatrickKelly氏、そして私がお互いにスポーツについて語り合った内容を掲載します。
以下は我々3人が共鳴した内容です。

1,スポーツは日本ではまだまだ文化になっていない。
世界中を転戦、合宿する中で欧米に比べて日本のスポーツの捉え方は、かなりの部分体育の延長で、スポーツの本当の価値、魅力、社会的重要性を認識していないと、平井監督は言う。
現在のスポーツは、競技スポーツのみならず、多くのスポーツの魅力で経済がまわり、社会が潤い、健康に過ごすことが出来、幸福を生み出す。
その本当の魅力を我々指導者達はもっと伝えられるようにならなければならないのだと。

2,クロストレーニングの未来
現在のスポーツは、その競技に関連する練習を基本に考え、計画を立てているが、全く関連性がないと思われるスポーツを導入する事で、自身の実践するスポーツが更に強くなる。
例えば競泳はずっと四角い箱の中で、行ったり来たりしている。それでは若い時は頑張れても、息が長く最終到着点に達する選手になれない。
我々トライアスロンが実践するクロストレーニングこそが、今後の強化のカギになると、考えている。

3,本当に感謝出来る選手を育てたい
若いころから才能を発揮し、成績を残してきた選手の中に、環境や未来は誰かが準備してくれるものと考えている選手がいる。
周囲の大人やマスメディアなども特別扱いをして、そのような選手が勘違いする環境を醸成してしまう。
我々指導者の役割の一つは、こういう状況に選手達が陥らないよう、自ら思考し、判断し、自分が置かれている環境が極めて恵まれていること、やがて選手のピークを過ぎたら、その環境は一瞬ですべてなくなる事を教えて行かなければならない。

~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~

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