海外を転戦し、海外のコーチ達と交流を深める中で、多くのことを学び感じるのですが、我々日本人の思考は、西洋的思考と逆から考える傾向があると思います。英文法ではまず先に誰が何をしたいのかを話し、その後にその理由がついてきます。ところが日本語では理由を先に並べて最後に結論として、誰が何をしたいのかをいう傾向があります。文法が逆というイメージです。
この思考は駐車場の車の停め方を見ても明らかです。西洋の多くの国では車は頭を突っ込んですぐ出て行動しようと停めますが、日本では時間をかけてお尻から停めて出る時に出やすいようにと停めます。今から行う事にすぐに動こうとする西洋人とは逆に時間をかけてでも出やすいように停めてからその事を行う日本人。
どちらにも長所と短所があると思いますが、スポーツはタイミングと瞬時の判断が求められることが多く、日本人はその部分で一瞬判断が遅れる事があるように思います。
スポーツを行っている時の思考は、その事をいかに効率的に素早く行うかが求められるので、日本人はどちらの思考も身に着ける必要があるのでは・・・と思うのです。
~「月刊トレーニングアドバイス」として、月に1回会員様限定で配信している塾長コラムを、1ケ月遅れてこちらのブログに掲載しています~
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